ここが、自然への入り口

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開くまでに・・・

オホーツクの里はすっかり春の衣をまとっている。
地面は芽吹いたばかりの草花に蒼々と覆われ、白や黄色や紫の花が絶妙な彩りを添えている。
標高の低い場所のミズバショウはほとんど萎れてしまった。
葉は急速に巨大化し、茶色の湿地が完全に隠れてしまうのも時間の問題だ。
もうじき花は朽ち、種は水に流れ拡散するだろう。

センダイムシクイ

地面の植物とは対照的に、多くの木々は芽吹き始めたばかりである。
地表は太陽の熱をぐんぐんと吸収し暖かいのだが、
熱の伝わりが遅い大気は暖まるまでに若干時間が掛かるのだろう。

そんな今の季節は夏鳥を観察する絶好のチャンスである。
遥か南からやってきた鳥たちは、一刻も早く縄張りとパートナーを得るために活発に動く。
目立つ場所でさえずり、雄どおしで戦い、雌を追いかけ、愛を実らせ巣作りをする。
身につけた衣装は美しく、歌う声も素晴らしい。
木々の葉が薄い今、彼らの動きは双眼鏡や望遠鏡を通せば丸見えだ!
これから森が茂るまでの約半月の間、目にも耳にも心地よい彼らの動きをそっと見つめることにしよう。

キバシリ

<本日オホーツク圏で見聞きした鳥>
マガモ・トビ・オジロワシ・ノスリ・オオジシギ・キジバト・ヤマゲラ・アカゲラ・コゲラ・ビンズイ・ヒヨドリ・ノビタキ・クロツグミ・ヤブサメ・ウグイス・センダイムシクイ・キビタキ・エナガ・ハシブトガラ・ヒガラ・シジュウカラ・ゴジュウカラ・キバシリ・メジロ・アオジ・カワラヒワ・マヒワ・ベニマシコ・ウソ・ニュウナイスズメ・ムクドリ・ハシブトガラス

写真上:さえずるセンダイムシクイ
写真下:求愛給餌中のキバシリ

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