待ったなし

あらゆる命が一斉に弾け出すこの季節。
鳥の旬、花の旬、食の旬・・・残念なことにピークはだいたい全部一緒にやってくる。
そして全てが待ったなしで一気に通り過ぎてしまう。

干潟では200羽程のトウネンの群れがさかんに餌を食べていた。
鮮やかな赤に染まった夏の姿が見られるのもこの季節だけである。
久しぶりにトウネンの写真を撮っていると、1羽だけ動きが違うシギが目に飛び込んできた。
ヘラシギではないか。
なかなか出会うことのできない大変希少な種である。
世界に推定3000~4000羽と言われ、環境省の絶滅危惧種ⅠA類に指定されている。
独特のスプーン状の嘴がなんとも可愛らしく、私の一番好きなシギでもある。
ただし、動きがちょこちょこと素早く、写真には撮り難い・・・。
それにしても今年の春は寒い。
記憶が確かなら去年も、一昨年も、同様に春は随分と寒かった気がする。
「冬は流氷が来なくなるほど暖かく、春は農作物に害が出るほど冷え込む」
このパターンが定着しつつあるような気がするのは私だけだろうか?
<今週オホーツク圏で見聞きした鳥>
ウミウ・チュウサギ・アオサギ・マガモ・コガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ハシビロガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・スズガモ・シノリガモ・カワアイサ・ミサゴ・トビ・オジロワシ・ハイタカ・チュウヒ・ハヤブサ・チゴハヤブサ・コチドリ・メダイチドリ・ヨーロッパトウネン・トウネン・ハマシギ・ヘラシギ・キアシシギ・イソシギ・ソリハシシギ・チュウシャクシギ・ヤマシギ・オオジシギ・ユリカモメ・オオセグロカモメ・ウミネコ・キジバト・カッコウ・ツツドリ・ヒバリ・ショウドウツバメ・イワツバメ・ツメナガセキレイ・ハクセキレイ・モズ・ノゴマ・ノビタキ・アカハラ・ツグミ・ウグイス・エゾセンニュウ・マキノセンニュウ・コヨシキリ・センダイムシクイ・コサメビタキ・ヒガラ・シジュウカラ・ゴジュウカラ・アオジ・オオジュリン・カワラヒワ・ベニマシコ・ニュウナイスズメ・スズメ・コムクドリ・ムクドリ・ハシブトガラス・ハシボソガラス
写真上:トウネンの群れ
写真下:ヘラシギ・ヨーロッパトウネン




