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カミナリシギ

ここ数日の間にオホーツクは急激に気温が上がった。
先日までジャンパーを羽織っていたのに、今日はTシャツ1枚でも暑いくらいだ。

海鳥のカウント調査を行うと、遥か彼方の海上を無数の黒い帯がゆらめいていた。
その帯は見渡す限り、全ての水平線に続いている。
フィールドスコープを60倍にしても、砂粒程度にしか見ることができないが、
この時期に大群でいる水鳥といえばハシボソミズナギドリに違いないだろう。
水平線を左に移動する群れがあれば、反対に右に移動する群れもある。
きっと、魚群の動きに合わせて、ミズナギドリ達も右に左に進路を変えているのだろう。
(あまりの遠さのため写真は撮れませんでした・・・)

オオジシギ.jpg

海鳥のカウント調査を終えたあとに、小清水原生花園で愛想の良いオオジシギに出会った。

駐車場の横の草地に舞い降りたオオジシギは、盛んに草むらに嘴を突っ込んで餌を探していた。
彼らの好物はミミズ。突っ込んだ嘴の先で器用にミミズを引っ張り出し、パクッと一口で飲み込む。
そんな動作を目の前で何度も繰り返していた。

しばらく餌を食べ続けると、オオジシギは突然空へ舞い上がった。
そして「ズビャーク・ズビャーク・ズゴゴゴゴゴゴゴー」と、カミナリのような羽音を発しながら、
縦横無尽に空を駆け巡った。
そのまま観察を続けていると、1羽が2羽になり、2羽が3羽になり・・・
ほんの一時、6羽ものオオジシギが私の目の前を乱舞した。

オオジシギ.jpg オオジシギ.jpg

オオジシギもまた、減少しつつある夏鳥のひとつと言えるだろう。
小学生だった頃、学校(網走市立潮見小学校)のグラウンドの横にもオオジシギは住んでいた。
当時の私は、まだ鳥に興味はなかったが、
ウルサイ鳥としてオオジシギの存在ははっきりと記憶している。
残念ながらその場所にはすでに居なくなり、今居る場所も昔と比べると個体数は減っているようだ。

<本日オホーツク圏で見聞きした鳥>
アビsp.・シロエリオオハム・ミズナギドリsp.・ウミウ・アオサギ・オオハクチョウ・マガモ・オカヨシガモ・スズガモ・クロガモ・ビロードキンクロ・カワアイサ・トビ・オジロワシ・オオジシギ・ユリカモメ・オオセグロカモメ・ワシカモメ・ウミネコ・ウトウ・キジバト・カッコウ・ツツドリ・ヒバリ・ハクセキレイ・ノビタキ・イソヒヨドリ・ウグイス・シマセンニュウ・マキノセンニュウ・コヨシキリ・センダイムシクイ・キビタキ・オオルリ・カワラヒワ・ニュウナイスズメ・スズメ・ハシブトガラス・ハシボソガラス

写真上:ミミズを食べるオオジシギ
写真下:ディスプレイフライト中のオオジシギ

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