ニセアカシア
網走の街にはさまざまな街路樹や公園樹が植えられています。
そんな中でも今、甘い香りで存在感をアピールしている樹があります。

ホオノキです。この樹の葉っぱを使った「朴葉味噌」で
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
下からはなかなかその美しい黄白色の花を見ることはできませんが、
近づくとほんのりいい香りが漂います。

そんなホオノキよりも今網走の街で一番目につくのは、
満開の花をつけたニセアカシアです。北アメリカ原産の帰化植物。
乾燥地で放っておいてもよく育つことから
アメリカでは開拓者によってたくさん植えられたようです。
その経験からか、新しい土地でよく育つこのニセアカシアは、
北海道でも開拓以来、街路樹や砂防用として積極的に持ち込まれました。
セイヨウオオマルハナバチやセイヨウタンポポなどと同じように
もともとこの地にはない外来生物です。
春から夏にかけて、街にはさまざまな樹や花が植えられます。
この地にふさわしい樹や花は植えられているのだろうか。
西洋ではない北海道らしさ、オホーツクらしさについて
ふと考えることがあります。




