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なんてことだ・・・

ハナカジカ・フクドジョウ・スジエビ.jpg

1週間ほど前の昼下がりに、あるニホンザリガニ生息地へ行ってきた。
そこは2004年に生息を確認し、2005・2006年は状況確認をしていない。
そのため、ちょっと様子を見に入ってみた。
しかし、いくら探してもただの1匹も見つからない。
以前、高密度で生息していた場所なのに・・・。
その日は時間的余裕がなかったので1時間弱で調査を中止し、
僅かな期待を胸に本日改めて現地へ行ってきた。

結論から言うとニホンザリガニは見つけられなかった。
前回調査した場所から、最上流域まで完全踏査したのに。
見落としはあるだろうが、あれだけ探して見つからないとなると、
絶滅したのではないだろうか。
なんてことだ・・・。

現場の水温は調査開始点で15.1℃、最上流域で13.3℃とニホンザリガニの生息に全く問題は無い。
現場は鳥獣保護区に指定されており、付近には自然散策路も整備されている。
生息地の周辺には良好な落葉広葉樹林が広がり、
ニホンザリガニにとって住みよい環境だったはずだ。
上流域に農地や民家はなく、汚染物質が流入する可能性は低いと思われる。
また、この数年の間に開発行為もなかったはずだ。
生息地の見た目の環境も、2004年から特に変わったところは見られなかった。
何が原因なのか私には全くわからない。

本日の調査で確認したのはハナカジカ・フクドジョウ・スジエビのみだった。
2004年の時点でもハナカジカ・フクドジョウは今回と同じ程度確認していたが、
前回それほど多くなかったスジエビが今回は大量に見つかった。
これは何を意味するのか?

白いニホンザリガニ.jpg たくさんのニホンザリガニ.jpg

どうやら私の想像を超えてニホンザリガニは急速に姿を消しているようだ。
あまり考えたくはないが、このオホーツクの地から消滅する日が現実味を帯びてきた気がする。
無力な私にできることはあるのだろうか、と今悩んでいる。

写真上:本日の調査で確認したハナカジカ・フクドジョウ・スジエビ
写真下:かつてこの生息地にいた二ホンザリガニたち

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