血が騒ぐ

例年、10月末から11月上旬にかけてオホーツク沿岸をオオワシが南下する。
流氷とともにやってくると思われがちなオオワシだが、
実際は流氷どころか初雪が降る前に北から渡ってくる。
そろそろ第一陣が来る頃だと思っていたら、
一昨日、歌奈子さんが今期初のオオワシを確認した。
そして私は一足遅れて本日確認することができた。
私が確認したオオワシは成鳥15羽と幼鳥(亜成鳥含む)8羽の計23羽である。
いずれも海岸線に沿って北から飛んできては、
小さな鷲柱を作って高空へ舞い上がった。
そしてすぐさま滑るように次々と知床方面へ流れていった。
これからしばらくの間、沿岸を通過する姿や、
圧巻の数十羽の鷲柱を楽しむことができるはずだ。

オオワシを見送った後にふと外洋を眺めると、
波間に尋常ではない数のウミスズメが浮いていることに気がついた。
波打ち際から遥か彼方まで、数羽~十数羽の群れが無数に散らばっていた。
オオワシと同じように海岸線に沿って北から南へ飛んで行く群れもかなりいた。
カウントのしようがなかったので正確な数はわからないが、
おそらく軽く千羽は超えていたように思う。
こんなに多くのウミスズメを一度に見たのは初めてだった。
久しぶりに私の血が騒いだ。
カメラを取り出して夢中でシャッターを切った。
素晴らしい一日だった!
<本日オホーツク圏で見聞きした鳥>
アビ・ハジロカイツブリ・ミミカイツブリ・カワウ・ウミウ・ヒメウ・アオサギ・オオハクチョウ・マガモ・コガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ハシビロガモ・キンクロハジロ・スズガモ・クロガモ・ビロードキンクロ・ホオジロガモ・ウミアイサ・カワアイサ・トビ・オジロワシ・オオワシ・ダイゼン・トウネン・ハマシギ・オオソリハシシギ・ユリカモメ・セグロカモメ・オオセグロカモメ・シロカモメ・カモメ・ウミネコ・ミツユビカモメ・マダラウミスズメ・ウミスズメ・アカゲラ・コアカゲラ・ヒヨドリ・ツグミ・ウグイス・エナガ・シジュウカラ・ゴジュウカラ・キバシリ・カワラヒワ・カケス・ハシボソガラス・ハシブトガラス
写真上:今期初確認のオオワシ
写真下:ウミスズメの群れとマダラウミスズメ




