ここが、自然への入り口

« 2007年10月 | トップページに戻る | 2007年12月 »

2007年11月29日

自然生活(じねんせいかつ) vol.7

以前の自然生活(10月25日)にてご紹介したビート(サトウダイコン)。
てんさい糖の原料になるオホーツクの代表的な作物です。
秋になるとあちらこちらで目にするビートの収穫作業。
そして何とも言えない独特のニオイ・・・。
この時期訪れた方はきっと驚かれると思います(笑)。

果たしてこのでこぼこビートからどうやって砂糖を取るのか?
先日友人のSさんよりいただいたのでちょっとチャレンジしてみました。

でこぼこビート.JPG

本来収穫されたビートは製糖工場へ運ばれて加工されますが、
今回はSさんに聞いた方法でやってみました。

ビートを煮る.JPG ビンに詰めた砂糖水.JPG

スライスしたビートを鍋に入れ、ひたひたの水で煮ます。
すると糖分が水に溶けだして甘い汁になります。
これをひたすら煮詰めて出来上がり(たぶん)。

収穫後に山積みされたビートの姿からは想像できないほど甘くて美味。
料理やお菓子などに十分使えそうです。
またスライスしてそのまま素揚げにし、ポテトチップスのようにしてもいいようです。

写真上:まな板の上のビート
写真下左:ビートを煮る
写真下右:ビンに詰めた砂糖水

2007年11月25日

眠りにつく

知床五湖遊歩道.jpg

明日11:00から町道知床五湖道路・道道知床公園線
(岩尾別橋ゲート~知床五湖)が冬季通行止めとなるため、
今日は知床五湖を散策することにした。
少し遅めの10時過ぎに網走を出発し、知床五湖にはちょうど正午頃に到着した。
網走近郊の空は青かったが、
知床は薄い灰色の雲に覆われていた。
この季節特有の北西からの風によってオホーツク海の波は高く、
羅臼岳から続く知床連山は山頂付近が雲に包まれていた。

夏場の観光シーズンに、あれほど沢山の観光客が訪れていた知床五湖だが、
今日は行き交う人とはほとんど出会うことはなかった。
湖は一湖から五湖まですべて結氷し、森とともに静寂に包まれていた。
澄み切った空気は心地よく、人が立てる音も全く聞こえてこない。
そのせいか、遠くで囁く小鳥達の声も今日はよく耳に入ってきた。
とても清々しい気持ちで、ゆったりと歩を進めることができた。

結氷した3湖と知床連山.jpg

幸運にも三湖に差し掛かるころから太陽が顔を覗かせはじめた。
そして、程なく既に豪雪に包まれているだろう、
羅臼岳の山頂がゆっくりと青空に浮かび上がった。

これから湖は長い眠りにつく。
再び次にこの場所を歩くのは、半年程先になるだろう。

写真上:知床五湖遊歩道
写真下:結氷した3湖と知床連山

2007年11月24日

自然生活(じねんせいかつ) vol.6

私が北海道に来ることになった理由のひとつが白い世界に魅せられたから。

ガイドをしていると「いつの季節が一番いいですか?」とよく聞かれます。
いつもいいけど、やっぱり冬。個人的には晩秋から真冬にかけてがいい。
「だけど寒いんでしょ?」と続く。寒いけど、それがいい!
寒いと身が(お肌も?)ピンと引き締まる気がします。

大阪で暮らしていたころは休みのたびに行く北海道に漠然と憧れていました。
いざ北海道で暮らしてみると、あれ?と思うようなことももちろんあります。
でもそんなギャップも楽しいものです。

イーストサイド.JPG

私が北海道へ移住する前に、よく読んでいた雑誌があります。
大阪の書店で会社帰りに偶然見つけた『East Side』。
いろんな土地から北海道への移住を果たした人々の紹介や心のうち等を取り上げています。
私はこの雑誌を食い入るように読んで北海道への思いを強くしたものです。
だけどまさか自分たちがこの雑誌にお世話になるとは思ってもいませんでした・・・。

『East Side』15号と最新号16号で代表の弘道が「オホーツク自然堂から」という記事を書いています。
興味のある方は是非ご一読を。

2007年11月22日

結氷

凍る濤沸湖.jpg

北海道の日本海側と北部では昨日から大雪のようだが、
今日の網走は風は強めだったが青空が広がっていた。
昼過ぎに濤沸湖へ足を運んでみると、
白鳥公園前の一帯を除いて、ほぼ全域に薄い氷が張っていた。

あれほどいたオオハクチョウは随分と数を減らしたようで、
白鳥公園前から見える範囲以外ではあまり見られなかった。
きっと湖の結氷とともに南の地へ旅立ったのだろう。

氷上で眠るオオハクチョウ.jpg

「濤沸湖白鳥公園野鳥観察舎」のYちゃんに話を聞くと、
数日前の急激な冷え込みの時から、湖は急速に結氷しはじめたと言う。
オホーツクでは今晩から明日にかけて吹雪になるようだ。
きっと寒さは一段と厳しくなり、湖の氷は着実に厚さを増すだろう。

写真上:凍る濤沸湖
写真下:氷上で眠るオオハクチョウ

2007年11月21日

氷の造形

氷の芸術その1.jpg

ここ数日、オホーツクは急激に冷え込み、
私は冬の到来を強く肌に感じている。
朝晩の路面はアイスバーンとなり、
久しぶりにハンドルを握る腕にも緊張感が走っている。

この数日でスリップ事故と思われる場面に何度か遭遇した。
赤色灯を回すパトカーの横に、べっこりと凹んだ車が横たわる。
周囲には粉々のフロントガラスが散乱していた・・・。
滑りやすい路面に雪道に不慣れなこの季節、
車の運転には十分注意しなければならない。

氷の芸術その2.jpg

冷え込みが厳しくなってきたので、ちょっと内陸の渓流へ足を運んでみた。
森の奥の林道には数センチの積雪があり、
横を流れる渓流の周りには不可思議な形の氷が連なっていた。
自然が作り出す造形はなぜこんなにも美しいのだろう?
私はダウンジャケットを着込み、長靴を履いて美しい氷の連なりに近づいていく。

2007年11月20日

この木何の木?

2本の木.JPG

森や公園を散歩していて樹木や花の名前が表示されていると
楽しみも一層広がります。
網走近郊のとある森。
ここの散策道にも樹木の説明などさまざまな表示があります。
しかし、ここの森は一味違います。
とにかく詳しい。
写真の樹木にも、幹の下部にこんな説明が・・・。

くっついている.JPG

まだまだ、これだけではありません。
下の写真をご覧ください。
細い木にも幹に沿うようにしっかりと表示。
また、樹木のおかれている状況を的確に解説。
勉強になります。。。

ノリウツギ.JPG トドマツにマタタビ.JPG

2007年11月18日

濤沸湖ハクチョウ類調査

濤沸湖のオオハクチョウたち.jpg

今日は網走支庁、網走市、小清水町、日本野鳥の会オホーツク支部合同の、
「濤沸湖におけるハクチョウ類調査」に参加した。
調査は濤沸湖全域を6箇所に区分し、それぞれに数名の調査員を配置。
09:00~09:10、09:15~09:25、09:30~09:40の計3回、
各調査区ごとにハクチョウ類の数を数える。
そして3回の調査結果の平均値をその調査区の飛来数とし、
全ての調査区の合計を本日の調査結果とした。
結果は・・・

オオハクチョウ 2427羽、コハクチョウ 0羽であった。

ユリカモメたち.jpg

ハクチョウ類調査の後に、先日途中中止した海鳥カウントの続きを行った。
湖ではユリカモメの群れがカワアイサと共に小魚の群れを集団で襲っていた。
遠くのカモの群れの中には、オホーツク地域ではなかなか出会えないコクガンも1羽混ざっていた。
斜里川河口では先日紹介したミコホオジロガモがホオジロガモの群れと行動を共にしていた。

<本日オホーツク圏で見聞きした鳥>
ハジロカイツブリ・カワウ・ヒメウ・アオサギ・コクガン・オオハクチョウ・マガモ・コガモ・ヨシガモ・オカヨシガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ハシビロガモ・キンクロハジロ・スズガモ・シノリガモ・ホオジロガモ・ウミアイサ・カワアイサ・トビ・オジロワシ・ハマシギ・ユリカモメ・セグロカモメ・オオセグロカモメ・ワシカモメ・シロカモメ・カモメ・ウミネコ・ミツユビカモメ・カワラヒワ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・雑種カモ(推定:ホオジロガモ×ミコアイサ)

写真上:濤沸湖のオオハクチョウたち
写真下:小魚の群れに飛び込むユリカモメたち

黄金の道

ゆっくりと歩く、網走のとある森。
快晴の冬空は日差しの柔らかさと風の冷たさが心地いい具合です。

時折吹く風に乗ってカラマツの葉がぱらぱらと降ってきます。
つい先日まで神々しいほどの黄葉を見せてくれたカラマツ。
針のような細い葉がびっしり落ちて、遊歩道は黄金色に輝いています。

落ちた葉をかき集めたりして、しばし子どものようにはしゃぎました(笑)。

黄金の道.jpg

2007年11月15日

雨から雪へ

濤沸湖に降る雪.jpg

今日は朝から海鳥カウントをしていたのだが、
昼前から降り始めた雨に負けてしまい、途中終了。
それでも遥か外洋に群れるアビ類の大きな群れや、
マダラウミスズメに個人的に今シーズン初確認となるコオリガモを見ることが出来た。

昼前から降り始めた雨は、昼過ぎには雪へと変化した。
と同時に北西よりの風が強くなり、気温もぐんぐんと下がり始めた。
昨日も最高気温が10℃を越え、その暖かさにうんざりしていたのだが、
ようやく本格的な冬の始まりを感じ、ちょっと嬉しい。

アビ.jpg

<本日オホーツク圏で見聞きした鳥>
アビ・ミミカイツブリ・アカエリカイツブリ・ウミウ・ヒメウ・ヒシクイ・オオハクチョウ・スズガモ・クロガモ・ビロードキンクロ・シノリガモ・コオリガモ・ホオジロガモ・ウミアイサ・トビ・オジロワシ・オオワシ・タンチョウ・ユリカモメ・セグロカモメ・オオセグロカモメ・ワシカモメ・シロカモメ・カモメ・ウミネコ・ミツユビカモメ・ケイマフリ・マダラウミスズメ・ウミスズメ・ハクセキレイ・スズメ・ハシボソガラス・ハシブトガラス

写真上:濤沸湖に降る雪
写真下:アビ(撮影:2004年12月)

2007年11月14日

雪の下で眠る

初冬のオホーツク。車で走っていると、
思いがけない色に目を奪われることがあります。
こんな季節に不自然なほど鮮やかな緑。

秋蒔き小麦の畑

ジャガイモ収穫後の畑に蒔いた小麦です。
今からで収穫間に合うの?
と思うかも知れませんが、これはこのまま雪の下で冬越しします。
これで雪の重みによって麦踏みをしたのと同じ状態になります。

私の母は農家の娘で、子供の頃よく麦踏みを手伝ったと聞きます。
だけど北海道の広大な畑では麦踏みはかなりタイヘンです…。

自然の力をうまく借りて、暮らしの智恵がここにもあります。
オホーツクでは、小麦も人間もたくましく生きています。

小麦の芽

2007年11月12日

お待たせしました。

2008年冬のプログラムをアップしました。
スノーシューハイクや野生動物の観察など
オホーツクの冬を満喫いただけるプログラムです。
網走や知床へお越しの際は、ぜひご参加ください。

071112a.jpg

2007年11月11日

静かな森から聴こえてくるもの

今日は午後から時間が空いたので、フレペの滝の遊歩道を歩きました。
11月ということもありひと気はほとんどなく、
落ち葉を踏みしめる靴音が心地よく耳に入ってきます。
途中、「コロコロコロ・・・」と頭上をクマゲラが通過。
姿が見えなくなってしばらくすると
「キョーン、キョーン」と遠くの森から彼の声が聴こえてきました。
先日のクマタカといい、ラッキーが続きます。

エゾシカ.JPG

帰り道、のんびりと遊歩道を歩く2頭の雌シカに遭遇。
彼らも落ち葉を踏む足音を聴きながら
静かな森の心地よさを感じているのかな・・・。
そんなことを考えながら歩いていると、
遠くから「フィーヨー」と雌を求める雄ジカのラッティングコールが聴こえてきました。
この季節、森の中は静かなようで賑やかです。

2007年11月10日

霜柱

霜柱.jpg

昨日の夜の冷え込みは朝とは違い厳しいものだった。
昨夜の網走湖畔では、一時的だったがちらちらと小粒の雪が舞っていた。
体の芯に凍みこむような冷えは、
普通の人にとっては辛いものだろうが、なぜだか私にはとても心地好い。
寒い時期に寒くなる。
そんな当たり前のことがとても嬉しい。

今朝はちょっと早起きして自宅周辺を歩いてみた。
柔らかな土から浮き上がった霜柱を手に取ってみる。
朝日に照らすとキラキラと輝き、とても美しかった。

幼少の記憶では、初雪は大粒のふわふわの綿毛のようで、
大地はコチコチに凍りついていた気がする。
それが今は11月でも普通に雨が降り、地面はいつまでも柔らかい。
小学校の帰り道によく見た「音も無く降り続ける雪」を、最近なぜだかよく思い出す。

鷲柱.jpg

今日のオホーツクの青空はとても美しかった。
網走湖の近くを走っていると、沢山の鷲が旋回上昇しているところに出くわした。
次々と高空へ舞い上がる鷲の群れは、何度見ても私を興奮させてくれる。

写真上:霜柱
写真下:鷲柱

2007年11月09日

ミコホオジロガモ

タンチョウ.jpg

雪虫を見たのはいつだったろう?
今朝は今シーズン一番の冷え込みと聞き、
期待に胸を膨らませて珍しく早起きした。
昨夜はみぞれが舞っていたし、私の想像では白い世界が広がっているはずだった。
ところが・・・残念ながら私の家の周りに雪の気配はなかった。

本日、網走でも初雪の便りが届いたが、
今年の根雪は随分と先になるような気がしている。
オホーツクにすっかり定着したタンチョウも、
越冬地へ移動するのはまだまだ先になりそうだ。

雑種カモ.jpg

2004/2005年シーズンから確認している雑種カモを今シーズン初確認した。
カモ類の雑種はマガモ×カルガモなどによく見られるが、
この個体(推定:ホオジロガモ×ミコアイサ)のようなタイプは極めて珍しいと思われる。
たぶんきっと、昨シーズン同様に来春まで居ついてくれるはずだ。
斜里川河口周辺に定着しているので、興味のある方は見に行ってはどうでしょう。

<本日オホーツク圏で見聞きした鳥>
ミミカイツブリ・ミズナギドリsp.・ウミウ・ヒメウ・アオサギ・ヒシクイ・オオハクチョウ・マガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ハシビロガモ・キンクロハジロ・スズガモ・クロガモ・ビロードキンクロ・シノリガモ・ホオジロガモ・ミコアイサ・カワアイサ・ウミアイサ・トビ・オジロワシ・オオワシ・タンチョウ・ハマシギ・ミユビシギ・ユリカモメ・セグロカモメ・オオセグロカモメ・ワシカモメ・シロカモメ・カモメ・ウミネコ・ミツユビカモメ・ウミスズメ・スズメ・ハシボソガラス・ハシブトガラス

写真上:タンチョウ
写真下:雑種カモ(推定:ミコアイサ×ホオジロガモ)とホオジロガモ

冬のお花畑

暦では昨日立冬を迎えましたが、
それに合わせたようにオホーツクでは気温がぐっと下がりました。
車で近郊を走っていると、パラパラと白い粒が降ってきました。
ところがこんなに寒い中でも花を咲かす姿が…畑一面に広がるキカラシ。
収穫後の畑で緑肥にされるものです。
だんだんと景色の中から色が無くなっていくこの頃、
畑の奥に見えるカラマツ林との対比が印象的です。

キカラシ.jpg

2007年11月08日

長い眠り

ウトロと羅臼を結ぶ知床横断道路は、
昨日の15:00をもって冬期通行止めになりました。
今年最後の知床峠の写真を・・・と思いましたが、
忙しかったので網走の道路掲示板でご勘弁を。

閉鎖の標識.jpg

知床横断道路が次に開通するのは来年のGW頃。
ここで暮らすヒグマたちより一足早く、長い眠りにつきました。

2007年11月06日

束の間の風景

カラマツ林.jpg

黄金色に輝くカラマツの黄葉は、
秋の終わり、そして冬の始まりを告げる美しい風景です。

カラマツは北海道を代表する樹と思われている方も多いですが、
実はもともとこの地にはなかった樹です。
成長が早く利用価値もあるということで明治の頃から植えられ、
昭和に入り活発な造林が奨励されました。

カラマツ黄葉.jpg

カラマツ林の輝く黄葉は、
本当の意味で北海道らしい景色とは言えないかもしれませんが、
北海道の開拓の歴史を伝えているように感じます。
カラフルな紅葉シーズンから白銀の季節までの束の間、
黄金色は私たちの目を楽しませてくれます。

2007年11月05日

砂糖か塩か

羅臼岳.jpg

今日は秋晴れの1日。
知床五湖をお客様と一緒に歩きましたが、
ひと気のない静寂感は11月ならでは。
途中頭上をクマゲラが飛ぶラッキーもありました。

羅臼岳山頂付近には、粉砂糖をまぶしたような雪。
一緒に歩いたS様(奥さま)は、
「漬物用の野菜に塩をまぶしたようね」と表現されていました(笑)

2007年11月04日

意外な出会い

この時期、オホーツクで目にする猛禽類の代表は
オジロワシやオオワシといった海鷲たち。
今まさに渡りのシーズンです。(詳しくは10/28のブログをご覧ください)
そんな中、今日はちょっと珍しい猛禽に出会いました。

クマタカ.jpg

クマタカです。
まだ若鳥ですが、眼光鋭くなかなかの風格です。
通常は山地の森林で見られますが(といっても滅多に出会えませんが)、
今日は海岸近くの疎林で見ることができました。

意外な場所での意外な生き物との出会い。
滅多にないからこそ、その瞬間の驚きと興奮がたまりません!

2007年11月02日

秋の終わり

ヤチダモ林.jpg

午前中に暇ができたので、湖畔の林に行ってきた。
つい先日まで黄色く色づいていたヤチダモたちは、
ちょっと見ないうちに綺麗に葉を落とし、すっかり冬の装いに変わっていた。
地面を覆っていた立ち枯れたオニシモツケの群落も、
その多くが地面に横たわり、林内の見通しが随分と良くなっていた。
林の中へ入っていくと、風の音以外に何も聞こえない。
生き物の気配がなく、なんだか寂しい雰囲気の中を奥へと進んでいく。

しばらく進むと、上のほうから無数の囁くような小鳥の声が聞こえてきた。
見上げるとハンノキの樹冠付近にマヒワが群れていた。
黄色の体が青空に映えてとても美しい。

カシラダカ.jpg マユタテアカネ.jpg

さらに進むとカラ類の混群に出会った。
ハシブトガラにシジュウカラ、ゴジュウカラやキバシリが私の周りを通り過ぎて行った。
足元の茂みからはカシラダカも飛び出した。
「コツ・コツ・コツ・・・」
音の聞こえるほうを見ると、枯れ木をつつくアカゲラの姿が目に入った。
ほんの一時だったが、静かな林は賑やかになった。

帰り道、オオヨモギにとまるマユタテアカネを見つけた。
羽はボロボロで指で触れてもほとんど動かない。
たぶんあと数日で命を終えるのだろう。

<本日オホーツク圏で見聞きした鳥>
マガモ・キンクロハジロ・ホオジロガモ・トビ・アカゲラ・ヒヨドリ・ハシブトガラ・シジュウカラ・キバシリ・ゴジュウカラ・カシラダカ・マヒワ・カケス・ハシブトガラス

写真上:葉が落ちたヤチダモ林
写真下:カシラダカとマユタテアカネ

2007年11月01日

高級?

陽射しが暖かく感じられる今日この頃。近くの森を歩きました。
いつもの道は黄や赤の葉ですっかり埋め尽くされ天然の絨毯です。
歩くたびにカサカサと心地よい音。
拾い上げてみると中にはこんな大きなものも!

落ち葉.jpg


ふんわりの高級(?)落ち葉絨毯はこれから来る冬の間に雪で押しつぶされて
春にはぺたんこカーペットに(笑)。
こうして毎年降り積もる落ち葉がやがて腐葉土となり、森を育てます。

天然の絨毯.JPG

網走・知床の自然ガイド オホーツク自然堂
〒099-2421 北海道網走市呼人159-123-B
TEL:0152-48-3556
info@jinendo.net

オホーツク自然堂
HOME
自然堂のココロ
ガイド紹介
東オホーツクとは
ツアー紹介
お問い合わせ

今冬オススメの
自然体験プログラム

【網走に泊まるなら】
網走の森・早朝雪上さんぽ

早朝の森は澄んだ空気が気持ちよく、おすすめです。夏には味わえない冬の魅力を体感してください。

詳しくはこちら
【人気のツアー】
網走湖・わかさぎ釣り体験

氷に穴をあけてのアイスフィッシング!冬しか味わえない貴重な体験です。

詳しくはこちら
【せっかくの旅だから、のんびりと】
冬の網走・1日満喫プラン

野生の生き物や流氷など、オホーツクの自然を1日かけてじっくりと満喫しましょう。

詳しくはこちら

網走・知床ガイド日誌
バックナンバー