秋の終わり

午前中に暇ができたので、湖畔の林に行ってきた。
つい先日まで黄色く色づいていたヤチダモたちは、
ちょっと見ないうちに綺麗に葉を落とし、すっかり冬の装いに変わっていた。
地面を覆っていた立ち枯れたオニシモツケの群落も、
その多くが地面に横たわり、林内の見通しが随分と良くなっていた。
林の中へ入っていくと、風の音以外に何も聞こえない。
生き物の気配がなく、なんだか寂しい雰囲気の中を奥へと進んでいく。
しばらく進むと、上のほうから無数の囁くような小鳥の声が聞こえてきた。
見上げるとハンノキの樹冠付近にマヒワが群れていた。
黄色の体が青空に映えてとても美しい。

さらに進むとカラ類の混群に出会った。
ハシブトガラにシジュウカラ、ゴジュウカラやキバシリが私の周りを通り過ぎて行った。
足元の茂みからはカシラダカも飛び出した。
「コツ・コツ・コツ・・・」
音の聞こえるほうを見ると、枯れ木をつつくアカゲラの姿が目に入った。
ほんの一時だったが、静かな林は賑やかになった。
帰り道、オオヨモギにとまるマユタテアカネを見つけた。
羽はボロボロで指で触れてもほとんど動かない。
たぶんあと数日で命を終えるのだろう。
<本日オホーツク圏で見聞きした鳥>
マガモ・キンクロハジロ・ホオジロガモ・トビ・アカゲラ・ヒヨドリ・ハシブトガラ・シジュウカラ・キバシリ・ゴジュウカラ・カシラダカ・マヒワ・カケス・ハシブトガラス
写真上:葉が落ちたヤチダモ林
写真下:カシラダカとマユタテアカネ




