ここが、自然への入り口

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2007年12月29日

当たり外れ

オジロワシのペア.jpg

今日は今年最後の海鳥カウントを行なった。
普通この時期のオホーツク海では、
ウミガラスやハシブトウミガラスなどの海鳥に出会う機会が多い。
外洋をフィールドスコープで覗けば、知床半島方面へ向かって海面を低く飛ぶ、
これらの群れをたくさん見ることができる。
しかし、最近のオホーツク海にはどういうわけかこの類の海鳥が全然いない。

今日出会えたウミガラスは2羽で、ハシブトウミガラスはたったの1羽、
ケイマフリにいたっては1羽も確認することが出来なかった・・・。
たしか前回の海鳥カウントでもウミガラス1羽、ケイマフリ2羽しか確認できなかった。
12月のオホーツク海は吹き続ける北西風の影響で荒れる日が多いのだが、
今年は東や南から風が吹くことが多いらしく、そのせいか海は穏やかな日が多かったように思う。
単に渡りが遅れているだけなのか?
それとも沿岸からは見えない外洋を通過しているのか?
今のところ今シーズンの海鳥は外れのようだ。

ベニヒワ.jpg

それにしてもベニヒワは相変わらず多い。
ほとんど毎日、各地で大小様々な群れと遭遇する。

<本日オホーツク圏で見聞きした鳥>
アカエリカイツブリ・ウミウ・ヒメウ・オオハクチョウ・マガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・ハシビロガモ・スズガモ・クロガモ・ビロードキンクロ・シノリガモ・ホオジロガモ・ウミアイサ・カワアイサ・トビ・オジロワシ・オオワシ・オオタカ・ハヤブサ・ユリカモメ・セグロカモメ・オオセグロカモメ・ワシカモメ・シロカモメ・カモメ・ウミガラス・ハシブトウミガラス・ウミスズメ・ツグミ・ベニヒワ・スズメ・ハシボソガラス・ハシブトガラス・ドバト

写真上:オジロワシのペア
写真下:ベニヒワ

2007年12月28日

白い湖には・・・

本日の網走は最低気温-5℃、最高気温0℃。
天気もよく、網走湖はわかさぎ釣りの人で賑わっています。
そんな湖上に目を向け、見渡すといろいろな跡が残されています。
キタキツネやカラスの歩き回った跡、そして人間の足跡も。

網走湖.jpg

真っ白な雪に覆われた網走湖。
湖の中央に向かって伸びるのは、スノーモービルが走り回った跡。
広大な氷原に立つと何とも言えない爽やかな気分になります。

明日の道内は大荒れ、網走でも雪の予報。
あちらこちらの跡も消されて、また新しい氷上の物語が始まります。

2007年12月23日

知床快晴

ワシわしウォッチングツアー.JPG

晴天続きのオホーツク。ワシ観察には最高の日!
皆ワシたちの大きさや凛々しい姿に見入っていました。

フレペの滝はひと気のない静かな雪景色。
雪はまだ少ないけれど、あちらこちらにつく生き物たちの足跡に
想像を膨らませて気持ちの良い時間を過ごせました。

この時期の知床は訪れる人も少なく、
年末の慌ただしさとは対照的にのんびりの時間が流れています。

フレペの滝遊歩道から望む知床連山.JPG

写真上:オオワシを観察中
写真下:フレペの滝遊歩道から望む知床連山

エサやり防止キャンペーン

濤沸湖白鳥公園.jpg

今月から東京都環境局が上野公園・不忍池で
「野鳥へのエサやり防止キャンペーン」を行なっている。
そのキャンペーンではエサやりを防止する理由として
「パンなどの高カロリーのエサを食べたカモは肥満状態となり、
ほとんど飛べなくなって天敵に襲われて命を落とすことが多くなる。
また、太りすぎて故郷への渡りが遅れるカモも出ている。」という。
私は基本的に野生動物へのエサやりに否定的な考えを持っているが、
果たして本当にそのようなことが起きているのだろうか?

パンを奪おうとするオオハクチョウ.jpg パンを咥えて逃げるマガモ.jpg

オホーツク圏では冬季の濤沸湖白鳥公園にて、
数種のガンカモ類、カモメ類が観光客から与えられたパンを食べている。
これまでパンを飽食した個体を数多く見てきたが、
今のところそのような状況を観察したことはない。
いずれの個体もオジロワシやオオワシが接近すると、
一斉に飛び立ち、捕食される姿を見ることはまずない。
そして渡りの季節になれば、
怪我をした個体を除いて全てしっかりと故郷へ戻って行く。
濤沸湖のエサやりが良いかどうかの議論は別として、
少なくとも「肥満状態になり飛べないカモ」は1羽もいないだろう。

昨日の読売新聞によると東京都環境局は、
聞き取り調査を行っただけで事実を追跡調査することなく、
大々的にこのエサやり防止キャンペーンを始めたようだ。
しっかりと議論され、科学的根拠によって、
このキャンペーンが行われるならば、きっと何も問題はないだろう。
しかし現在のやり方では「いずれ大きな問題を生むことになりはしないだろうか?」
と私はテレビ報道や新聞記事などを見ながら不安に思っている。

この問題に対しての意見がブログ「MU's Diary」で詳しく述べられている。
興味のある方は是非とも一読していただきたい。

<参考>
・MU's Diary:“エサやり防止キャンペーン”
http://ujimichi.exblog.jp/i12/
・東京都環境局エサやり防止キャンペーン チラシ
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2007/12/DATA/20hc4200.pdf
・読売新聞(上野公園の“メタボ鴨”、北へ帰れる?…専門家の間で議論)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20071222i505.htm

写真上:濤沸湖白鳥公園
写真下:パンを奪おうとするオオハクチョウとパンを咥えて逃げるマガモ

2007年12月22日

網走湖のワカサギ釣り

昨日まで真っ白だった網走湖が、
カラフルに模様替え。
網走湖でワカサギ釣りが本日解禁しました。

071222a.JPG

ここ数日の冷え込みで湖上の氷も厚くなり、
予定通り本日22日の解禁となりました。
連休中ということもありたくさんの方が訪れ、賑わっています。
ちなみに釣り会場付近の氷の厚さは約12cm。
期間は来年3月中旬までです。
竿のレンタルや穴あけもしてくれるので
網走にお越しの際は気軽に参加してください。
といっても足もとからジンジンと冷えてきますので、
寒さ対策だけは万全でお越しください。
お問合せは、網走市観光協会まで(TEL.0152-44-5849)

2007年12月18日

タマゴとシカ

網走湖では22日より毎年恒例の「わかさぎ釣り」が
行われる予定です。しかし、ここ数日暖かい日が続き、
湖に張った氷に充分な厚みはなく、まだ薄い状態。
これからの冷え込みに期待したいところです。
湖畔を歩いていると、まだまだたくさんのサケの姿を見ることもできます。

シロザケ.jpg


大阪から網走に戻ってはや10日。
ここ数日は荷物が届く毎日。
大阪で買いだめした書籍。シーズンが始まるまでの
時間があるうちに頑張って読みます。
実家からは、うどんや明太子など食べ物の数々・・・。
東京のMさんからはお菓子「ごまたまご」と「世界鳥の卵図鑑」のタマゴづくし。

先日網走のSさんからは、エゾシカの皮で作った尻敷きをいただきました。
冷たい雪の上に座っても、これがあれば安心。
腰に巻いてるだけでも何となく暖かいです。
この冬から早速活躍しそうです。
Mさん、Sさんありがとうございます!

タマゴづくし.jpg エゾシカの皮で作った尻敷き.jpg
 

2007年12月15日

着雪

雪をまとったカラマツ.jpg

強い低気圧が北海道付近を通過し、
天気予報では昨日から今日にかけて大荒れの予報が出ていた。
ところが、予想していたよりも風雪は弱く、
今朝の網走の積雪も想像していたほどではなかった。
それでも私の家の前には15㎝ほどの雪がたまり、
今年初めて雪かきをした。

降り積もった雪はこの地方でよく「ベタ雪」と呼ばれる
湿り気が多く異様に重い状態だった。
オホーツク地方ではパウダーのようなさらさらした雪が一般的なのだが、
ここ数年、降る雪質はさらさらよりもベタベタが多い気がする。
そんなベタベタの雪は樹林の枝にしっかりと張り付き、
重さに耐えられなくなった木は折れてしまう。
そして、ホームセンターで手に入れた安いプラスチックのスコップは
今日の重い雪に耐えられず、僅か数回の雪かきで
根元からバッキリと折れてしまった。

荒波に舞うカモメ.jpg

久しぶりに北西よりの風が強き続けているので、
雪かきを終えた後に海鳥観察をした。
12月から1月にかけてのオホーツク海には、
極北の天使と呼ばれるヒメクビワカモメが稀に現れる。
北西の風が猛烈に吹き荒れ、海は沸騰したように荒れ狂う、
そんな天候の時が彼らに出会う唯一のチャンスなのだ。

今日の荒具合はヒメクビワカモメが出現する条件には少々足りなかった。
もっと強く風が吹き、もっと高く波が上がらなければ、
彼らは私の前に姿を見せてはくれない・・・。

写真上:雪をまとったカラマツ
写真下:荒波に舞うカモメ

2007年12月14日

知床・フレペの滝の今

知床・フレペの滝遊歩道を歩きました。
まだ雪が少なく、ササなどの草本が丸見えです。
まるで秋のような景色の中、
エゾシカたちはのんびりと草を食み、
穏やかな顔つきに見えました。

草を食むエゾシカ.jpg

凍りつくフレペの滝.jpg

それでも展望台からは凍りついたフレペの滝が望め、
厳しい冬を感じることができます。

遊歩道には、私たち人間の足跡に混じってヒグマの足跡も。
あちこち歩き回っているようです。まだ冬眠していないよう。
オホーツク周辺のスキー場も積雪が少なく困っているようです。
スノーシューを履いての散策ツアー、
今シーズンはいつから始められるかな・・・。

ちなみにフレペの滝を歩いている時も
雪ではなく雨が降っていました。

写真上:のんびりと草を食むエゾシカ
写真下:凍りつくフレペの滝

2007年12月13日

美しく威厳ある鳥

オオワシ.jpg

海岸線の樹林にとまるオオワシの姿が目に付くようになってきた。
重要な餌であっただろうサケの遡上が少なくなり、
同時にホッチャレが溜まる川の流れの緩やかな場所が凍りつき、
海岸線に現れはじめたのだろう。

オオワシは本当に美しく、なおかつ威厳のある素晴らしい鳥だ。
世界中で環オホーツク海地域にしか生息しないこの鳥を求めて、
毎冬のように欧米各地から多数のバードウォッチャーがやってくる。

ベニヒワの群れ.jpg

それにしても今年の冬は本当によくベニヒワと出会う。
今日も移動中の道端で50羽ほどの群れと遭遇することができた。

<本日オホーツク圏で見聞きした鳥>
アビ・ミミカイツブリ・アカエリカイツブリ・ウミウ・ヒメウ・オオハクチョウ・マガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・スズガモ・クロガモ・ビロードキンクロ・シノリガモ・コオリガモ・ホオジロガモ・ウミアイサ・カワアイサ・トビ・オジロワシ・オオワシ・ハマシギ・ユリカモメ・オオセグロカモメ・ワシカモメ・シロカモメ・カモメ・ウミネコ・ウミガラス・ケイマフリ・ウミスズメ・ハクセキレイ・ヒヨドリ・カワガラス・ツグミ・ベニヒワ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラス・ハシブトガラス

写真上:オオワシ
写真下:ベニヒワの群れ

2007年12月11日

根雪

雪積もる林.jpg

網走では数日前から本格的に雪が積もり始め、
晩秋のような風景は真冬の装いに変化した。
日中の気温も0℃を僅かに越える程度になり、
降り積もった雪はどうやら根雪となりそうな雰囲気だ。
今日は新雪の感触を楽しみたくて近所の林に入ってみた。
空は澄み切った青色で、日の光は眩しくて、
降り積もったばかりの雪をキラキラと輝かせていた。

林に分け入ってすぐに「チュイーン・チュイーン」と騒がしい小鳥の声が頭の上から聞こえてきた。
すぐに見上げるとハンノキの樹冠付近に小さな鳥が群れている。
それはマヒワの群れだった。
すぐに双眼鏡で覗いてみる。
「いたいた・・・赤い頭のベニヒワ!」
黄色い体のマヒワの群れの中で、5羽が盛んにハンノキの実を啄ばんでいた。

マヒワとベニヒワの混群.jpg ベニヒワの雄.jpg

昨冬は大ハズレ年だったのか、
私を含めて仲間のほとんどが1羽のベニヒワも見ることが出来なかった。
その反動なのかわからないが、この冬はどうやらベニヒワの当たりらしい。
私自身もすでに数ヶ所で確認し、数日前には200羽程の群れにも出会っている。

きっと、この冬はもっと沢山のベニヒワに出会えるに違いない。
とても楽しみだ!

<本日オホーツク圏で見聞きした鳥>
オオハクチョウ・マガモ・キンクロハジロ・スズガモ・ホオジロガモ・カワアイサ・トビ・オジロワシ・オオワシ・アカゲラ・コゲラ・ヒヨドリ・ツグミ・ハシブトガラ・シジュウカラ・ゴジュウカラ・キバシリ・マヒワ・ベニヒワ・ハシブトガラス

写真上:雪積もる林
写真下:マヒワとベニヒワの混群

2007年12月09日

かえる場所

女満別空港に降り立つ.jpg

大阪への帰省から網走へ戻りました。
女満別空港到着時の気温は-1℃。
空港に降り立つとやはり少しひんやり感じました。

両親や友達がいるので年に一度は帰省しています。
年に一度しか会えないけれど、顔を見るとやはり嬉しいものです。
けれども一方で、女満別空港へ向かう飛行機の中から見える雪景色を
「帰ってきたなぁ・・・」という思いで眺めていました。

大阪と北海道。どちらも私には帰る場所。
そんなことを考えていると何だか渡り鳥みたいだな、と感じました。
渡りをする鳥たちは、繁殖地と越冬地を行ったり来たりしています。
どちらか一方の場所が無くなれば、鳥たちは生きてはいけなくなります。

私にとっても、これまでの自分を作りあげてきたふるさとと
今生活している北海道はどちらも必要な大切な場所です。
どちらの場所にも応援してくれる人たちがいて、無くなると困るのです。
ゆっくりと夏の疲れを癒して、いろいろなことをぼんやりと考える時間が
今回の帰省で持てました。
これでまた、一年頑張ります!

探鳥会にて.jpg

写真上:大阪より女満別空港に戻る
写真下:網走へ戻った翌日には仲間とバードウォッチング

2007年12月05日

いざ、京都へ。

実家に帰る時には、必ず京都へ行きます。
いつもは日帰りですが、今回は泊まりでのんびりと。
泊まりは片泊まりの宿。ご存じの方も多いと思いますが、
片泊まりとは1泊朝食付き(B&Bスタイル)の宿で最近京都で人気です。
今回泊まった「田舎亭」も、なかなか予約のとれない宿として有名で、
ミステリードラマの好きな方なら橋爪功主演の「京都迷宮案内」の舞台でご存じかと思います。

田舎亭.jpg

夕食は繁華街にある魚の美味しいお店へ。
学生時代、京都に住んでいたこともあり、その頃から気にいって通っているお店です。
写真は、「甘鯛の昆布〆細造り」。甘鯛は京都では「ぐじ」と呼ばれています。
季節や土地を感じるさまざまな工夫には、業種は違えど学ぶところは多いです。

甘鯛の昆布〆細造り.jpg

翌日は紅葉の京都をのんびりと観光。予定を立てずに無計画に・・・。
市バスの1日乗車券(500円)を買い、とりあえず来たバスに適当に乗り、適当なところで降ります。
お寺の名前がアナウンスされるたびに、降りようかと迷いますが、
去年行ったなあとか、最近行った気がすると躊躇します。
「次は銀閣寺道、銀閣寺道」。
銀閣寺ってそういえば10年近く行っていないなあ・・・と思い、
今回はそんな有名どころに足が向き、その後「金閣寺」にも行きました。
金閣寺が以前にも増して金ピカになっているのには驚きました。

金閣寺.jpg

さて、次回のブログはオホーツクから。
最後に明日、なんばグランド花月で吉本新喜劇を見て戻ります。


2007年12月03日

帰省中

やすしのクリスマス.jpg

オホーツクをしばし離れ、実家のある大阪に帰ってきています。
なにわのクリスマスは、これやでしかし。


2007年12月02日

攻防

今日は日本野鳥の会オホーツク支部の探鳥会に参加してきた。
場所は昨日カナダカモメを観察した斜里川河口であるが、
残念ながら今日はカナダカモメを見つけることはできなかった。
探鳥会が終わり帰路につこうと車を発進させた直後、
私の目の前をスーッと茶褐色の塊が横切った。
それは若いハヤブサで、一直線に河口に群れるカモメ類に突っ込んでいった。

カモメをつかむ若いハヤブサ.jpg


河口に群れていた数千羽のカモメ類は一斉に飛び立ち、
ハヤブサはその上空から一気に砂浜に飛び降りた。
砂浜に降りたハヤブサをよく見ると、足元には白っぽい塊を握り締めていた。
狩りに成功したようで、すぐに嘴で羽をむしり始めている。
慎重に観察しやすい場所へ移動した。
ハヤブサの獲物はカモメの成鳥だった。

ハヤブサ.jpg カラスに追われるハヤブサ.jpg

羽をむしり終わり食事を始めたところで、周囲にいたカラスが現場に群がり始めた。
カラスたちは徐々に近寄り、右から左からハヤブサに突っかかっていく。
若いハヤブサは怒りで全身の羽を逆立て「ケッケッケッ・・・」と鋭く鳴く。
カラスたちの攻撃は執拗で、ハヤブサは堪らず飛び立ち空中戦が始まった。
私の上空でハヤブサとカラスの激しい戦いが繰り広げられた。
ひとしきりカラスたちを追い払うと、ハヤブサは再び獲物の元に降りるのだが、
ハヤブサが砂浜に降りると同時にカラスたちは再び群がる。
そしてまたハヤブサは怒り、空中戦へと突入し、そんな攻防が延々と続いていく。

不思議なことにカラスたちはハヤブサから獲物を奪うつもりがないようだった。
ハヤブサが獲物から離れている時も、他のカラスがその獲物を横取りすることがないのだ。
カラスたちは一体何の理由があって、執拗にハヤブサを攻撃していたのだろうか?

カラスに囲まれるハヤブサ.jpg

両者の戦いを最後まで見届けたいところだったが、
寒風と空腹にどうしても耐えることができなかった。
およそ1時間程で観察を中止し現場を後にした。

2007年12月01日

翼の模様

今年もあっという間に時は経ち、気がつけば残すところあとひと月。
昨日は11月3回目の海鳥調査を行なったのだが、
時間が足りなくて1箇所だけ終わらすことができなかったため
本日、斜里漁港周辺の調査を実施した。

斜里川河口のカモメたち.jpg

斜里川河口には数千羽のカモメ類が群れていた。
およそ1時間ほどで調査を追え、その後もしばらく時間があったので、
久しぶりにゆっくりとカモメ観察を行なった。
すると・・・カナダカモメがいた!

カナダカモメ.jpg カナダカモメの翼の模様.jpg

オホーツク圏では一冬に数回出会えるか出会えない珍しいカモメだ。
そして識別の大変難しいカモメでもある。
色、体系、大きさを見る限り間違いないと思ったが、
より確実に識別するために「翼の模様」をどうしても確認したかった。
翼を広げる瞬間はほんの一瞬。
その時を見逃さないように目を離さず、じっと観察を続ける。
およそ1時間後にカナダカモメは飛び立った。
翼の模様もカナダカモメのものであり、良く似たセグロカモメとは明らかに違った。
そして私は大満足して現場を後にした。

さて、数日前まで出張で道央方面へ行っていた。
峠を越えた向こう側はオホーツクとは別世界であり、
私が入った山ではスノーシューを履いても膝まで埋まるほど雪が深かった。
それとは対照的にオホーツクは、いまだ晩秋のような風景が続いている。
平地では日陰にさえ雪はほとんどなく、
週間予報を見てもしばらく雪は降らないらしい。
いったい根雪になるのは何時になるのだろう?

<昨日と本日オホーツク圏で見聞きした鳥>
アビ・ミミカイツブリ・アカエリカイツブリ・ウミウ・ヒメウ・アオサギ・ヒシクイ・オオハクチョウ・マガモ・ヒドリガモ・オナガガモ・キンクロハジロ・スズガモ・クロガモ・ビロードキンクロ・シノリガモ・コオリガモ・ホオジロガモ・ウミアイサ・カワアイサ・トビ・オジロワシ・オオワシ・ハイタカ・ハマシギ・トウゾクカモメ・ユリカモメ・セグロカモメ・オオセグロカモメ・ワシカモメ・シロカモメ・カナダカモメ・カモメ・ウミネコ・ミツユビカモメ・ウミガラス・ハシブトウミガラス・ケイマフリ・ウミスズメ・ハクセキレイ・コガラ・シジュウカラ・スズメ・ハシブトガラス・ハシボソガラス

写真上:斜里川河口のカモメたち
写真下:カナダカモメとカナダカモメの翼の模様

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