着雪

強い低気圧が北海道付近を通過し、
天気予報では昨日から今日にかけて大荒れの予報が出ていた。
ところが、予想していたよりも風雪は弱く、
今朝の網走の積雪も想像していたほどではなかった。
それでも私の家の前には15㎝ほどの雪がたまり、
今年初めて雪かきをした。
降り積もった雪はこの地方でよく「ベタ雪」と呼ばれる
湿り気が多く異様に重い状態だった。
オホーツク地方ではパウダーのようなさらさらした雪が一般的なのだが、
ここ数年、降る雪質はさらさらよりもベタベタが多い気がする。
そんなベタベタの雪は樹林の枝にしっかりと張り付き、
重さに耐えられなくなった木は折れてしまう。
そして、ホームセンターで手に入れた安いプラスチックのスコップは
今日の重い雪に耐えられず、僅か数回の雪かきで
根元からバッキリと折れてしまった。

久しぶりに北西よりの風が強き続けているので、
雪かきを終えた後に海鳥観察をした。
12月から1月にかけてのオホーツク海には、
極北の天使と呼ばれるヒメクビワカモメが稀に現れる。
北西の風が猛烈に吹き荒れ、海は沸騰したように荒れ狂う、
そんな天候の時が彼らに出会う唯一のチャンスなのだ。
今日の荒具合はヒメクビワカモメが出現する条件には少々足りなかった。
もっと強く風が吹き、もっと高く波が上がらなければ、
彼らは私の前に姿を見せてはくれない・・・。
写真上:雪をまとったカラマツ
写真下:荒波に舞うカモメ




