雪解け

今年の雪解けは一ヶ月近く早いという話を最近よく耳にする。
今日のオホーツクも4月上旬並の陽気となり、
融雪剤がまかれた畑では、
いち早く小麦の緑や土の黒が顔を出していた。
今月初旬頃からちらほらと舞い戻ったヒシクイも、
そろそろピークに達しつつあるようだ。
大地が顔を出したばかりの畑では、
そんなヒシクイたちの大きな群れが点在している。
さらなる北上に向けて、栄養補給に忙しそうだ。
このヒシクイにはいくつかの亜種があり、
網走周辺を中継地としているヒシクイは亜種ヒシクイである。
サロベツ原野に集まる亜種オオヒシクイは、
オホーツク圏では少数がコムケ湖を通過しているだけで、
網走周辺では滅多に見ることができない。
今日も群れの中からオオヒシクイを探してみたが、
やはり1羽も見つけることは出来なかった。

16日から濤沸湖でワカサギの採卵が始まったそうだ。
湖の氷は徐々に開きはじめ、それに合わせてなのだろう、
南で冬を越したアオサギも数を増している。
沿岸を埋め尽くしていた一面の流氷原も、
ふと気付けば青い海面に氷塊が散らばる状態に変わっていた。
どうやらオホーツクの冬景色も、
いよいよ終わりを迎えることになりそうだ。
写真上:斜里岳と畑に群れるヒシクイ
写真下:ヒシクイと濤沸湖のアオサギ




