枯葉様

今年は5月以降、ある生物の生息地調査のために、
沢を歩き回っている。
この夏は天候不良が続いたせいだろうか?
カやアブが例年より少ないように感じている。
でも、藪漕ぎばかりしているので、
体に付着するマダニの数はとても多い・・・。
しかし、普段行かない場所を歩くおかげで、
あまり目にしない植物や動物とよく出遭う。
今日は枯葉に包まるコテングコウモリを見ることができた。

昨年の7月に道央の森で初めてこのコウモリを見た。
その時に見た丸い小さな体と、
つぶらな瞳に私はすっかり惚れ込んでしまった。
それ以後、怪しい枯葉をぶら下げた植物を見つけては、
丹念に下から覗いて確認しているのだが、
オホーツク圏ではなかなか見つけられずにいた。
今日網走で初めて見つけたコテングコウモリは、
沢沿いのオニシモツケ群落の中にあるヨブスマソウにいた。
茎から垂れ下がる枯葉の微妙な膨らみが気になって、
近寄ってそっと下から覗いてみるとコウモリの顔が見えた。
とても嬉しかった!
そして私はつぶらな瞳を何枚か撮らせてもらい、
再び沢に戻り調査の続きを行なった。
(この記事のタイトルは「faura No.17 蝙蝠王国北海道 中島氏の記事」より引用させていただきました。)




