
今年も8月下旬から先週までの4週間、
毎年恒例のシギチドリ三昧な週末を過していた。
この4週間に私が確認できたシギチドリは全28種。
数年前には一日で30種以上を確認できたことがあるので、
残念ながら4週かけて28種というのは多いとは言えない。
また数に関しても少ないシーズンだった。
特に例年、数十羽以上の群れが見られるオグロシギは、
飛び去る小さな群れを何度か見ただけで、
私は地上に降りる姿はただの一度も見ていない。
オオソリハシシギも同様に数十羽の群れがよく見られるが、
今年は単独個体をたった一度見ただけだ。
珍しいところではミヤコドリが見られたが、
全体的にはなんとも物悲しい結果となっている。

シギチドリは年々厳しい状況となりつつあるようだが、
カワウの方はすっかりオホーツク圏の鳥になった。
一昔前まではカワウは北海道にいない鳥だったのだが、
今では夏から初冬にかけて、漁港や湖沼で極普通に見られている。
そのおかげで、ウの識別がとても面倒になっている。
ウミウとヒメウの識別は簡単なのだが、
ウミウとカワウの識別はそれほど単純ではない。
漁港や海上にもカワウがいるので、
海鳥調査の際にもウの識別にはいつも困る。

最後に、報告が遅れたが9日に部分白化したコガモを確認した。
頭部と初列風切の大半が白く、嘴と足が黄色い。
なんとも不思議な色合いに見つけた時はかなり驚いた。
さすがにこれだけ目立つコガモなので、
オホーツクより南の中継地や越冬地で、
今後誰かに見つかるかもしれない。