ここが、自然への入り口

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2008年09月25日

初冠雪2008

羅臼岳.jpg

昨日知床の羅臼岳では初冠雪となり、
遅ればせながらいそいそと撮影してきました。
うっすらと山頂付近が白くなっていて日中でも融けずに残っています。
暑い暑いと言っていたのも束の間、もう冬が近づいているのですね。

これからオホーツクにお越しの方、防寒着は必須です。お忘れなく!

2008年09月23日

おかえりなさい

暑い日が続いてまるで季節が逆行しているかのようなオホーツク。
けれど9月も終盤にさしかかって季節は確実に進み、また秋が巡ってきたことを感じます。

荒れる海.jpg

夏のオホーツク海は非常に穏やかな海。
天候が良ければほとんど波が立つこともありません。
それが9月に入ると急に波が荒くなる日が多くなります。
岩に打ちつける波しぶきを見て「秋が来たねぇ」という会話もよく聞かれます。

海だけではなく、陸地にも秋の知らせが来ています。
網走郊外の畑で羽を休め採食するガンの仲間、ヒシクイ。
毎年繁殖地のカムチャツカなどから網走周辺地域に立ち寄り
本格的な冬が来る前に本州の越冬地へと渡っていきます。

畑で採食するヒシクイ.jpg

毎年繰り返されるからこその季節の風物詩。
少しずつ変化していく不安を漠然と感じ、思わず「おかえりなさい」と心の中でほっとするのです。

2008年09月21日

キノコノコト

テングダケ.jpg

秋はキノコの季節。
ここオホーツクでもキノコに興味を持っている方は多く、
毎年観察会などが色んな場所で行われています。
丁度時間の都合がついたので、
美幌博物館主催の勉強会&観察会に行ってきました。

キノコを選別.jpg

1日目はキノコについての座学。キノコの識別方法など、ん~奥が深い。
2日目は森の中を歩きキノコ探し。キノコ狩りというより、キノコ探し。
食べられるかどうかではなく、とにかくたくさんの種類を探します。
気温や雨などここ最近の気象条件は
キノコたちにとってはイマイチでしたが、
それでも皆で見つけたキノコの数は実に47種類。
その中にはツチダンゴという名のトリュフ(チョコ)にそっくりのものや
傘の直径が20cmを超えるお化けキノコも。
目や口をつけて、子供が遊んでいました(笑)。
そして締めはやっぱりキノコ汁。
面白くて美味しいキノコは本当に興味深いですね。

080921a.jpg キノコ汁.jpg

最後にキノコといえば、毒キノコにご注意を。
一番上の写真はテングダケ。
最近も誤って食べた人が一時意識不明になり、道内ニュースになりました。
近くを通りかかった人が「これは食べられるキノコだ」と言ったので食べたとか・・・。
しっかりと確認してから食べるようにしましょう。


2008年09月20日

シギ三昧

トウネンなどの足跡.jpg

今年も8月下旬から先週までの4週間、
毎年恒例のシギチドリ三昧な週末を過していた。
この4週間に私が確認できたシギチドリは全28種。
数年前には一日で30種以上を確認できたことがあるので、
残念ながら4週かけて28種というのは多いとは言えない。
また数に関しても少ないシーズンだった。

特に例年、数十羽以上の群れが見られるオグロシギは、
飛び去る小さな群れを何度か見ただけで、
私は地上に降りる姿はただの一度も見ていない。
オオソリハシシギも同様に数十羽の群れがよく見られるが、
今年は単独個体をたった一度見ただけだ。
珍しいところではミヤコドリが見られたが、
全体的にはなんとも物悲しい結果となっている。

チュウシャクシギの群れ.jpg カワウの群れ.jpg

シギチドリは年々厳しい状況となりつつあるようだが、
カワウの方はすっかりオホーツク圏の鳥になった。
一昔前まではカワウは北海道にいない鳥だったのだが、
今では夏から初冬にかけて、漁港や湖沼で極普通に見られている。

そのおかげで、ウの識別がとても面倒になっている。
ウミウとヒメウの識別は簡単なのだが、
ウミウとカワウの識別はそれほど単純ではない。
漁港や海上にもカワウがいるので、
海鳥調査の際にもウの識別にはいつも困る。

部分白化のコガモ.jpg 部分白化のコガモ.jpg

最後に、報告が遅れたが9日に部分白化したコガモを確認した。
頭部と初列風切の大半が白く、嘴と足が黄色い。
なんとも不思議な色合いに見つけた時はかなり驚いた。
さすがにこれだけ目立つコガモなので、
オホーツクより南の中継地や越冬地で、
今後誰かに見つかるかもしれない。

2008年09月19日

たまには

川湯温泉の足湯.jpg

一昨日、昨日と親戚が遊びに来ていたので、
久しぶりにオホーツクを出て、観光地を巡りました。
夏の間は忙しく、なかなかオホーツク圏から出ることがなく、
学生時代に1ヶ月ほどかけて旅行した日々を思い出します。
車で1時間半ほどで行ける場所なのに、
摩周湖も何年ぶりかな・・・。
束の間の旅行気分を味わいました。

摩周湖.jpg

2008年09月13日

捕鯨の街、網走

解体作業.jpg

少し前の話ですが、
9月2日の零時半頃に網走港で鯨が水揚げされる
という連絡をもらったので、見に行ってきました。
捕鯨に関しては賛否両論ありますが、
網走はかつての捕鯨基地。
その歴史は長く、1915年(大正4年)より始まったそうです。
ナガスクジラやザトウクジラ、マッコウクジラなどが捕られてきましたが、
今は調査捕鯨として水産庁が許可し、
ツチクジラ漁が8月20日から17日間行われています。

捕獲枠は4頭で、網走の2つの捕鯨会社に各2頭ずつ割り当てられています。
(今年はしけで漁に出られる日が少なく3頭でした。)
昭和30年頃の解体現場の写真を以前見たことがあるのですが、
そこには学生服姿の子供達が
解体作業を夢中で見入る姿がありました。
今ではそんな姿も見られなくなりましたが、
午前1時頃から始まった解体作業には
たくさんの市民と東京農大網走キャンパスの学生たちが見物に来ていました。

解体を見守る市民.jpg

作業員がなぎなたのような大包丁を使いこなし、
皮膚の脂身と肉、内臓・・・と手際よく解体していきます。
10mを超えるクジラからも作業員の背中からも
白い湯気があがり、熱気ムンムン。
約2時間、私も時間を忘れて夢中で見入ってしまいました。

2008年09月11日

そろそろ見頃です

9月に入り、いよいよ秋も本格的に・・・と言いたいところですが、
やや暑い日が続いています。本日の網走、最高気温は26℃。

能取湖のサンゴ草.jpg

今年も能取湖のサンゴ草(アッケシソウ)がご覧のとおりの色合いです。
網走周辺の森ではまだまだ早い紅葉狩り。
だけどここは、見た目にはすっかり秋色ですね。
強い日差しに夏の名残を感じながら、時折吹く風が心地よいです。

この時期オホーツクを旅行される方は、朝晩冷え込むこともありますので
上着はお忘れなく。

2008年09月07日

訪問者

ナナカマドと青空.jpg

青空をバックにしてカメラを構えることが多くなる季節。
我が家の前にあるナナカマドの実も赤く色づいてきました。
赤と青のコントラスト。

そんな我が家にはいろいろな訪問者が来ます。
この日は窓の外で木を突く音が・・・
そぉーっと見るとアカゲラ♂でした!
ナナカマドの枯れ枝を突きにきたようです。

ほんの数十秒でどこかへ飛んで行ってしまいましたが嬉しい訪問でした。
今年はホテルなどの大きなガラスにぶつかって脳振とうをおこした野鳥たちが
ウチに運ばれてくることが何度か重なり、その中にはアカゲラも。
翌日無事に飛び立っていく姿を見送るたびにきゅんときます。

これから冬に向けてこのナナカマドの実が熟したら今度は誰が訪れてくれるか楽しみです。

アカゲラの放鳥.jpg

写真上:我が家の前のナナカマド
写真下:8月26日保護したアカゲラが無事に旅立つ朝

2008年09月02日

秋の川

オホーツクの秋は川の中にも感じることができます。
知床の河川ではカラフトマスの遡上が今年も見られています。

カラフトマスの遡上.jpg

上から覗くとまるでおたまじゃくしが並んでいるかのよう。
毎年繰り返される光景ですが、のんきに覗く人間をよそに
自分の遺伝子を残すため必死の泳ぎ。
私たちの愛おしいオホーツクの自然は
こんなサケ科魚類に支えられているのです。

例年網走湖でも見られる頃ですが、今日現在まだ姿を見ていません。
順調に遡ってくれることを祈るばかりです。

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