おかえりなさい
暑い日が続いてまるで季節が逆行しているかのようなオホーツク。
けれど9月も終盤にさしかかって季節は確実に進み、また秋が巡ってきたことを感じます。

夏のオホーツク海は非常に穏やかな海。
天候が良ければほとんど波が立つこともありません。
それが9月に入ると急に波が荒くなる日が多くなります。
岩に打ちつける波しぶきを見て「秋が来たねぇ」という会話もよく聞かれます。
海だけではなく、陸地にも秋の知らせが来ています。
網走郊外の畑で羽を休め採食するガンの仲間、ヒシクイ。
毎年繁殖地のカムチャツカなどから網走周辺地域に立ち寄り
本格的な冬が来る前に本州の越冬地へと渡っていきます。

毎年繰り返されるからこその季節の風物詩。
少しずつ変化していく不安を漠然と感じ、思わず「おかえりなさい」と心の中でほっとするのです。




