燃え尽きた
毎年、オホーツクに新緑の季節が訪れる頃
「今年こそは良い紅葉の写真を撮ろう!」と思っている。
しかし、それからちょうど今頃まで、
私は忙しい日々に追われてしまい、
紅葉が良くなる頃には心身共に燃え尽きてしまっている。
既に高地の紅葉はピークを過ぎてしまったが、
低地ではまだまだ見所が残っていて、
そんな場所を見るたびに「あぁ、綺麗だなぁ」と思うのだが、
カメラを取り出してシャッターを切る気力がどうしても湧いてこない。

しかし、こんな季節に唯一やる気になるのが、
とある川でのアメマス釣りである。
赤や黄色の落ち葉が流れる冷たい川に足を入れ、
ここぞというポイントにルアーを投げ込んでいく。
今年も大きなアメマスが深みに群れ泳ぎ、
私の竿にも何尾かが喰らいついてきた。
帰り道に黄色くなり始めたカラマツを見た。
どうやら今年も紅葉を撮ることなく、初雪を迎えることになりそうだ・・・。




