荒波の中で

前回の記事に書いた初吹雪は体験出来なかった。
しかし、一昨日からオホーツク海は大きく荒れている。
初冬のこの季節に海が荒れ狂う時、
私は可能な限り沿岸各地の海鳥ポイントを見て回る。
滅多に出逢えない外洋性の鳥たちが、
強い北西風に翻弄されて飛ばされてくることがあるからだ。
と言っても、簡単に外洋性の鳥が見つかるわけではなく、
相当根気よく探し回っても、
何の成果も出ないことがほとんどだ。
しかし今日は違った!
なんとアカアシミツユビカモメに遭遇することができたのだ。
しかも成鳥5+羽と幼鳥2羽の計7+羽だった。
アカアシミツユビカモメは国内では極めて稀な冬鳥であり、
本来はベーリング海からアラスカ湾で冬を過している。
私はこれまでに数万羽(たぶん)のミツユビカモメを見てきたが、
過去にこのカモメと出逢えたのはたった1度の1羽だけである。
今日は本当に幸運な一日だった。

そういえば一昨日の8日に沿岸を回った時に、
今年もミコホオジロガモの渡来を確認した。
例年通り斜里川河口にしばらく定着するような雰囲気だ。
それから、既に忘れられてしまったかもしれないが、
あのエゾハルゼミの死骸はまだカラマツに張り付いている。





