遅い根雪

湖畔の林にマヒワの群れが乱舞している。
数十羽の群れや百羽の群れが行ったり来たりを繰り返す。
落ち着かない群れの動きに合わせて、
双眼鏡と共に私の顔もあちこちへと振り続ける。
すると、ベニヒワの小群を見つけることができた。
どちらの群れもハンノキの樹冠付近に群がり、
盛んに茶色の実をついばんでいた。

それにしてもオホーツクは暖かい日が続いている。
数日前にまとまった雪が降ったのだが、
それもあっという間に融けてなくなった。
この時期には全面結氷しているはずの湖も広く小波が立っている。
網走の根雪(長期積雪)の平年値は12月4日なのだが、
今年はいつ訪れるのか全く予想が出来ない状況だ。
今朝、私に声を掛けてきた方が
「今年は暖かくて良いね」と笑顔で言っていた。
それでも、北極海の氷が消えようとしているこの時代に、
寒くない冬に喜びを感じることは私には出来ない。

明日は昼から雪が降るようだが、
その雪も一体いつまでもつだろう?
写真上:湖畔のハンノキ
写真中:昨シーズンのベニヒワ
写真下:夕日を浴びる網走湖




