ここが、自然への入り口

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2009年07月29日

晴れ間探し

7月も終わりに近いのに寒空が続くオホーツクでは、
じわじわとその影響が出てきているようです。
近隣の畑では収穫期の小麦たちが水分を含んで根元から倒れたり、
水浸しになったジャガイモ畑では葉が変色したり。

ほんのわずかな日差しも恋しい毎日です。

抜け殻.jpg

それでもちょっと太陽が顔を出したその時、待ってましたとばかりに
セミたちの羽化があっちでもこっちでも始まっていました。
ゆっくりと開いてゆく透き通った羽が繊細なレースのようです。

羽を乾かすコエゾゼミ.jpg

その後また激しく降った雨を眺めながら、無事でいるかなぁと
思うのでした。

写真上:抜け殻があちこちに
写真下:羽を乾かすコエゾゼミ

2009年07月26日

ワッカ原生花園 開花状況 vol.8

エゾノシシウドとアカスジカメムシ.jpg

ワッカ原生花園も小清水原生花園と同様
代表的なユリの花たちはそろそろ終わり、
アキカラマツ、エゾノカワラマツバ、クサフジ、ミヤマラッキョウ、
コウゾリナ、ハマベンケイソウなど、玄人好み(!?)のお花が見頃を迎えています。
もちろん、ハマナスやエゾカワラナデシコ、エゾフウロなど目を引く花もまだまだあります。
結実した植物も多く、お花を見るだけではない楽しみもあります。

写真:エゾノシシウドとアカスジカメムシ

2009年07月25日

フクロウ

フクロウ.jpg

巣立ち雛です。
かわいいですよねー。

2009年07月24日

束の間

6月、7月と雨模様が続くオホーツク。
昨日、今日(夕方には雨が降り始めましたが・・・)と
久しぶりに青空が広がり、束の間の晴天に恵まれました。

知床連山.jpg

雄ジカの角がだいぶ大きくなってきました。(写真・左下)
右下の写真は5月中旬に知床で撮影したものです。
この時期は袋角と呼ばれる皮膚に覆われた成長中の角で、
秋には成長がストップし、翌春には脱落します。

雄ジカ.jpg 5月の雄ジカ.jpg

昨日は「大暑」。
暦の上では一年で最も暑い時期とされますが、網走は日中でも気温17℃。
オホーツクは例年、8月上旬頃が最も暑くなりますが、
今年はこのまま涼しい夏で終わるのでしょうか。

2009年07月23日

小清水原生花園の今

代表するエゾキスゲやエゾスカシユリの花がそろそろ終盤を迎え、
心なしか駐車場の観光バスの数も減ったような気がします。
そんな中、今がまさにピークのお花もあります。
エゾカワラナデシコ(写真)やムシャリンドウ、ハマフウロetc.
遊歩道では見られませんが、湖(とうふつ湖)側にはノハナショウブも満開。
原生花園、まだまだ楽しめますよ。

撫子.jpg

2009年07月22日

集まる樹

オオウバユリの花.jpg

皆既日食に沸いた一日。
網走はあいにくの曇り空で、部分日食を確認することはできませんでした。
そんなわけで(!?)、気晴らしに森を散策。
オオウバユリの花の香りが、森中に漂っています。

ヤマグワの実.jpg

ヤマグワの実もそろそろいい感じ。
ひと口、またひと口、と黒く熟した実を選んで口へ運びます。
甘酸っぱくて、美味しい!
すぐに指先は真っ赤になります。
夢中で食べていると、上の方でカサカサ、カサカサと音が。
見上げると、エゾリスがヤマグワの実を食べていました。
その後もヒヨドリや「子供の頃よく食べてねー」と近所のおばちゃんがやって来たりと
ヤマグワの樹は大人気でした。
今年はヤマグワ酒でも作ろうと思います。

写真上:オオウバユリの花
写真下:ヤマグワの実

2009年07月20日

紹介

北海道じゃらん.jpg イーストサイド.jpg

7月連日の天候不順のため開始が遅れていた「ヘイケボタル・短い夏の物語」ツアー
を20日より開始することになりました。
8月上(中)旬までの短い期間ですが、是非ご参加ください。
北海道じゃらん8月号でもちょこっと紹介されています。
また、イーストサイドという北海道の生活や文化、催しなど紹介した雑誌に
弘道くんが連載しています。こちらも是非ご覧ください。

2009年07月18日

もうすぐ8月なのに

今年はフリースがなかなか手放せません。
昨日は日中でも気温10℃ほどで、雨風で体感的にはかなり寒い!
ご旅行の際は、防寒着をお持ちください。

ツタウルシ.jpg

とは言うものの、この時期は例年30℃を超えて真夏日になることもあります。
暑さ対策もお忘れなく。

森の中は、雨が続き、林床を覆うツタウルシが美しく輝いています。
美味しそうな(?)キノコもたくさん顔を出し始め、
森歩きが楽しい季節です。

2009年07月15日

自然生活(じねんせいかつ) vol.17

どこまでも広がる畑、まっすぐどこまでも続く道、あちこちに点在する森や湖。
北海道には都会にはない魅力がありますよね。
ただ、北海道的生活を楽しんでいる私たちもちょっぴり寂しく感じることがあります。
小さな映画館に行ったり演劇や展覧会などを楽しむ機会はこちらに来てから
少なくなりました。

それでも、たまには網走でこんな催しがあります。

独演会会場.jpg

柳家花緑さんの独演会はお寿司屋さんのご主人などが世話人になって
毎年網走で開かれています。今年で9回目です。
昨年に引き続き私たちも落語を楽しんできました。
かなりのちびっこからかなりのご高齢の方まで、会場は老若男女でぎっしり!

何事も身近に接する機会が減ったり、または失ってからその大切さを実感することがありますが、
恵まれた今に生きる私たちの毎日をありがたく思う時間でした。
大げさかな??

写真:柳家花緑さん独演会会場にて

2009年07月12日

藻琴山

夏らしい日差しが戻った今日、日本野鳥の会の探鳥会で
藻琴山へ行ってきました。
山登りといってもスタートは標高725m地点からなので、
標高1000mの藻琴山は初心者の方でも気軽に登れます。
出発時は雲海が広がっていたのが、少しずつ雲が取れて
このような景色に。

藻琴山登山道からの眺め.jpg

登山道はハイマツなどの樹林帯が広がり、足元には高山の植物がたくさんあります。
ウグイスやルリビタキなど野鳥の声や姿に時々足を止めるのも楽しみのひとつ。
下界とはちょっとだけ違う空気を吸いに行くのもいいものですね。

ゴゼンタチバナ.jpg 登山中です.jpg

写真上:登山道からの眺め
写真左:ゴゼンタチバナ
写真右:登山中

オホーツクサイクリング

オホーツクサイクリング2009.jpg

雄武町~斜里町までオホーツク海沿岸212kmを
2日間かけて自転車で走破する「オホーツクサイクリング」。
毎年この季節行われていますが、今年で28回目と長く愛されているイベントです。

日中の気温は20℃前後で風も爽やか。
小学生から年配の方まで、晴天の中本当に気持ちよさそうでした。
きっと車とは違った時間が流れているんでしょうね。

2009年07月10日

散策道

知床を訪れる方の中には、「まさかクマなんて出ないでしょ」と
思われている方もおられます。
代表的な観光スポットの知床五湖は、
昨日から本日午前中までヒグマ出没により遊歩道は全面閉鎖。
ここ数日、閉鎖→開放→閉鎖・・・が続いています。
タイミング悪く遊歩道閉鎖の場合でも、楽しむことができるのが知床のいいところ。

五湖全面閉鎖.jpg

下の写真は4月に撮影したものですが、知床五湖の1湖が望め、
天気の良い日は知床連山やオホーツク海を眺めながら歩くことができる高架式木道。
こちらは遊歩道閉鎖中も歩くことができ、
今年より木道の距離も延長され、これまで以上にゆっくりと楽しめます。
また知床ではフレペの滝遊歩道をはじめ、五湖以外の散策道も整備されています。

網走周辺はまだまだ1年を通して使えるフィールドは少ない状況です。
使わない(使えない)散策道ではなく、観光に訪れた方にとって魅力のあるものができればと思います。

高架式木道.jpg

※7月10日夕方現在、知床五湖は3~5湖閉鎖中。1・2湖は散策可能です。

2009年07月09日

ワッカ原生花園 開花状況 vol.7

日差しの強い海岸草原に適応している原生花園のお花たちも
乾燥した状態がつづくと、何となく元気がないように見えます。
やはり何日かに一度は雨が降るのを待っているのでしょうか。
降り出した雨に濡れた花たちが、一様に色鮮やかなのに驚きます。
まるで色が浮き上がってくるような感覚です。
雨と太陽、植物にとっても人間にとっても
どちらも必要なのですね。

エゾカワラナデシコ.jpg

現在ワッカ原生花園では、オトギリソウやアキカラマツ、ミヤマラッキョウ
などが開花しています。

写真:雨に濡れるエゾカワラナデシコ

2009年07月05日

狼と竜

ルピナス.jpg

車を運転しているとこの時季目にする機会がとっても多い植物「ルピナス」。
キレイですが、北アメリカ原産の帰化植物。
ルピナスの名はラテン語の「オオカミ」が語源だとか。
どんな土地でも育つたくましさ=オオカミ。
そんなたくましいオオカミも北海道ではすでに絶滅・・・。
語源を聞いてもしっくりといかないところが、逆に考えさせられます。

下の写真はワッカ原生花園で今見頃の「ムシャリンドウ」。
こちらの属英名は、花のかたちから「Dragon's head」。
ドラゴンは実在する生き物ではありませんが、
こちらはなかなかしっくりとくるのでは!?
ちなみに、ムシャリンドウは環境省のレッドデータブックで
絶滅危惧IB類(EN)に指定されています。

ムシャリンドウ.jpg

2009年07月03日

ワッカ原生花園 開花状況 vol.6

7月に入ったというのにオホーツクは肌寒い気温だったり、
そうかと思えば日中は夏のような気温だったりします。
なかなか安定しない気候の中ですが、
ワッカ原生花園の花たちを見ると季節の歩みを感じます。
現在エゾチドリやナミキソウ、エゾカワラナデシコなどが開花しています。
少しずつ移っていく景色の色合いが楽しみですね。

エゾノシシウド.jpg

写真:エゾノシシウド

2009年07月01日

伝書鳩、求む

7月に入りいよいよ夏モード!と思っていたら
今日は肌寒い一日でした。最高気温は15℃。
観光で来られた方は本州などと比べて10℃以上も
低い気温にびっくりされたようです。

畑のエゾシカ.jpg

知床半島にあるウトロの町では、朝方落雷があり町全体が停電になりました。
私も朝からウトロでガイドの仕事だったのですが、
電話回線がダメージを受けたようで携帯がつながらず・・・焦りました!
固定電話も携帯も、インターネットもFAXも。すべて麻痺状態です。
観光地であるウトロには多くの宿泊施設やガイド会社、観光施設などが
ありますが、どこも今日はドタバタしているようでした。
予約はもちろん問い合わせや業務連絡も取れず、対面式の連絡のみが有効です。
つまり、直接会いに行かないと連絡が取れない!!!

「伝書鳩がいればいいのにね。」
とあるお客様の言葉に、本気で想像してしまいました。。。

※写真と文章は関係ありません

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